2日目。ホテルを出た時には雨はまだ小雨。
ずっとこの状態が続けばいいな~と祈りつつ…
九条駅から地下鉄に乗って京都駅に出て、そこから嵯峨野線に乗り換えて嵯峨嵐山駅まで。

2018年5月13日撮影
嵯峨嵐山駅の改札を出たところから、停車中のトロッコが見えました。
人気があって土日は混雑しているけれど、今日は雨だから少しは空いているのかな。
「苔」の名所「祇王寺」さん
とりあえず、北口に停まっていたタクシーに乗って「祇王寺」まで。
到着したのは8時55分。開門まであと5分。
ゆりりは一番乗りだったけど、その後もう一人若い男性が来たよ。
9時に開門して、受付で拝観料を支払いました。
大覚寺との共通券があったので、そちらを購入。
こっちのチケットの方がちょっとお得だから、2つめぐる方にはおすすめです!

2018年5月13日撮影
祇王寺さんは本当に「苔」が見事なお寺さん。
西芳寺も苔で有名だけど、拝観するためには事前申し込みをしないといけないからちょっと面倒かな…。
なので、申し込みなしできれいな「苔」を楽しみたい方はぜひ祇王寺さんへ!

2018年5月13日撮影
雨に濡れた苔は以前見た風景よりもきれいに見えました。
傘をさしながら写真を撮るのはちょっと大変だけど、京都の寺社は雨の日もすてき。

2018年5月13日撮影
祇王寺の絵馬は、白拍子の祇王モチーフだったよ。
お寺の雰囲気にあった絵馬でした。

2018年5月13日撮影
開門したときには2人だけだったけど、帰るときには拝観客は5,6人いました。
雨でも行きたくなるくらい人気があるお寺さんなんだね。
本当に苔が美しくて、今度は違う季節に訪れてみたい!って思ったよ。
格式高いお寺さん「大覚寺」へ
祇王寺から大覚寺へ向かうために、タクシーを呼ぶことに。
天気が悪いせいか、タクシーがなかなか来なくて20分くらい待ったよ。
大覚寺に到着したときには雨はすごく強くなってきて、傘をさしていても濡れるくらいに…。

2018年5月13日撮影
雑誌や本でおなじみのショット!
傘+大雨で本当に写真撮りにくい…。

2018年5月13日撮影
こちらも雨に濡れて緑があざやかに見える!
大雨は迷惑だけど、植物はよろこんでいるのかな。

2018年5月13日撮影
建物の中ですてきな襖絵を発見。
きっと歴史のある襖絵なんだろうなぁ。
派手すぎず地味すぎず、大覚寺さんの落ち着いた雰囲気に合った襖絵でした。

2018年5月13日撮影
前日に拝観した永観堂さんの雰囲気に似ているなぁって感じました。

2018年5月13日撮影
建物の中から「大沢池」が見えたよ!
雨が降っていなければ大沢池をぐるりと一周したかったんだけど、さすがに無理そう。
もう雨がすごくて、「わぁ、雨音もすてきなBGM!」なんて思えないくらいの大雨です。

2018年5月13日撮影
大覚寺さんでも青もみじはキレイでした。
大覚寺さんを後にして、91系統のバスに乗って「妙心寺前」で下車。
そこから歩いて「妙心寺」さんに到着。
お気に入りの退蔵院さんに寄ろうかな?と迷ったけど、雨の日は向いてないな…と思って今回は断念。
とりあえずは妙心寺で御朱印をいただくことに。
せっかくだから明智風呂と龍を見ようかな…と思ったけど、微妙に案内時間が合わない。
しかたないので、御朱印だけいただきました。
毎回訪れる大好きな「桂春院」さんへ
再び雨の妙心寺境内を歩きます。
毎回といっていいほど訪れる「桂春院」さんへ到着。
いつもの通り受付で拝観料とお抹茶を注文。
そういえば「桂春院」さんの御朱印はいただいたことがないな!と気づいて御朱印もいただくことに。
御朱印帳を先に渡して、帰り際に渡してくださるとのこと。

2018年5月13日撮影
ここに来ると、なぜかすごくほっとします。
まるで自分の実家に戻ったかのような懐かしさすら感じるから不思議。
しばらく雨が降る庭をぼーっと眺めていると、お抹茶と和菓子を持ってきてくださいました。
雨の音を聞きながら、のんびりといただきます。

2018年5月13日撮影
大雨のせいか、この日は私以外誰も拝観客は来ませんでした。
なので、いすに腰かけてゆっくりと大好きな庭園を楽しむことに。
襖絵にうっとり「隋心院」
お昼を食べようかと思ったけど、さっきいただいた抹茶と和菓子が結構お腹にたまってる…。
とりあえずもう1か所だけでもきれいな庭園を見たいなぁ~と思い…
ゆりりの大好きなお寺さんの一つ「隋心院」さんへ行くことに。
JRの花園駅まで出て、二条城駅で下車。
そこから地下鉄に乗って小野駅へ。
随心院さんへ向かう途中、あまりの大雨にもう足元はぐしょぐしょ。
スニーカーを履いていたんだけど、雨が靴の中にも入っていて気持ち悪い~。
こんなに大雨が降るならば折りたためる長靴でも持ってくればよかった。
天気予報で大雨がわかっている方は、靴の対策をお忘れなく!!!
ゆりりも今回の大雨を教訓に、天気があやしいときはボストンバッグに折りたためる長靴でも入れておきます。

2018年5月13日撮影
写真を見ても大雨だとわかります。
受付で拝観料を払うとき、
「大雨の中来てくださってありがとうございます」とお言葉をいただきました。
こういうさりげない言葉がうれしいですね。
受付で御朱印をお願いして、御朱印帳を預けました。

2018年5月13日撮影
随心院さんの襖絵は、インスタ映えするということで若い女の子にも大人気♪
初めて見たときは「うーん、ちょっとお寺にしては派手かな?」って思っていたけれど…
何度も見ているうちに大好きになりました。
受付横の売店でこの襖絵の縮小版の飾り物があって、来るたびに買おうかどうか迷うんだよね。
次回行ったときは、今度こそ買ってしまうかも!?
拝観客はゆりり以外1人しかいなくて…
おかげで襖絵の前に正座して、思う存分眺めていられました。

2018年5月13日撮影
襖絵を堪能したあとは、縁側に座って庭園をぼーっと眺める。
「苔がきれいだなぁ」
「雨すごいな、それにしても降りすぎだろ…」
「でも拝観客ほとんどいなくてラッキー」
そんなことを思いながら結局20分くらい眺めていました。

2018年5月13日撮影
庭の端っこに季節のお花が咲いているのを発見。
こんな大雨にも負けずきれいな花を咲かせているなんて、植物の生命力はたくましい。

2018年5月13日撮影
ため息が出るほどの大雨で、靴下もびしょぬれで最悪だけど…
こんな時でしか出会えない風景もあるんです。
京都の庭は、雨が降るといつも以上に美しく感じるのはゆりりだけじゃないはず。
雨の日はお寺さんの庭園めぐりを強くおすすめします!
帰りに受付で御朱印帳を受け取り…
随心院さんを後にしました。
今回の旅のまとめ
雨の京都は移動が大変だけれど、庭園を楽しむには最高!だと思いました。
ちょっとした距離ならタクシーを利用してもいいのではないでしょうか。
ただし雨だとタクシー利用者が増えるので、流しのタクシーはほとんど乗客がいました。
電話で呼んでも、到着するまですごく時間がかかるし…
いつも以上に時間に余裕をもってスケジュールをたてることをおすすめします。