妙心寺エリア

雨の妙心寺塔頭「桂春院」「大心院」を散策♪見どころいっぱいの庭園が絶景

投稿日:

10月19日。

嵐山の天龍寺を散策した後、今度は妙心寺に向かうことに。

目的は妙心寺境内にある「桂春院」「大心院」

 

①妙心寺までのアクセス

天龍寺から近い嵐電の「嵐山駅」から嵐電で妙心寺へと向かいます。

嵐山駅といえば、こちら!

 

2019年10月19日撮影

 

「キモノ・フォレスト」!

こちらの中身は京友禅ということで、どれを見ても美しい。

32種類あるということなので、自分の好きな柄を見つけながら進むのも楽しいです♪

 

2019年10月19日撮影

 

こんなポールが駅構内に約600本もあるのがすごい!

 

2019年10月19日撮影

 

日本人はもちろんのこと、外国人の方にも興味深いんじゃないかな?

 

2019年10月19日撮影

 

暗くなるとこのポールがライトアップされるそう。

一度自分の目で見てみたいなぁ。

 

2019年10月19日撮影

 

もっとゆっくりと見たいけど、電車が発車しそうなので先へ進みます。

 

嵐電に乗って、帷子ノ辻で嵐電の北野線に乗り換え。

そこから妙心寺駅まで乗車します。

妙心寺駅からは徒歩で3、4分程いくと妙心寺の北門に到着です!

 

②桂春院

 

2019年10月19日撮影

 

北門はくぐらずに、その先にある「桂春院」と書かれた看板にしたがって道を曲がりました。

 

2019年10月19日撮影

 

左側は民家のようです。

こんな素敵な雰囲気の場所に住んでみたいなぁ。

京都大好きなゆりりにとって、ちょっと静かなお寺の近くに住めるのは憧れです。

 

2019年10月19日撮影

 

北門から5分程でしょうか、「桂春院」に到着。

京都に来るたびに訪れているといっても過言ではない、大好きなお寺さんです。

 

2019年10月19日撮影

 

門をくぐって右手側はこんな感じで、立入禁止になっています。

 

2019年10月19日撮影

 

こちらのアプローチを通って受付へと向かいます。

靴を脱ぎ、受付で拝観料+お抹茶代+御朱印代を支払いました。

御朱印は拝観中に書いてくださるので、御朱印帳を預けます。

 

2019年10月19日撮影

 

先にお抹茶をいただくことにしたので、こちらのお部屋(書院)で待ちます。

このお部屋に腰をおろした瞬間、いつもほっとするんです。

もう何回も訪れているせいか、まるで自分の実家に戻ってきたような気分に(笑)

 

2019年10月19日撮影

 

メインの大きなお庭も素敵なんですが、ゆりりはこちらの露地のお庭が大好き。

いつまでも眺めていたいような癒しの空間が広がっているんです。

 

2019年10月19日撮影

 

桂春院さんの和菓子は毎月ちがうお菓子が楽しめるので、それも楽しみの一つです。

今回は秋らしく「栗」を使った和菓子でした。

お抹茶のほろ苦さとの相性も抜群です。

 

2019年10月19日撮影

 

こんな素敵なお庭が自分の家にもあったらな~なんて、無理なことを考えてしまいます。

そうそう、この書院に隠れるように茶室があるんです。

全ての姿を見ることは出来ませんが、ぜひ確認してみてください。

 

2019年10月19日撮影

 

ここから見える景色も好きです。

 

2019年10月19日撮影

 

本堂の一室で、「そう京」キャンペーンのコケリウムが展示されていました。

昨日訪れた三千院でも展示されていたことを思い出します。

 

2019年10月19日撮影

2019年10月19日撮影

 

「清浄の庭」のコケリウム。

受付を通って、最初に見える小さなお庭ですね。

 

2019年10月19日撮影

2019年10月19日撮影

 

「本堂と周辺の苔庭」のコケリウム。

青もみじの存在感がすごい。

 

2019年10月19日撮影

2019年10月19日撮影

 

「侘の庭の門と灯篭」のコケリウム。

こちらはさっきお抹茶をいただいたときに眺めたお庭ですね。

それぞれ特徴を捉えて表現してあってすごい。

 

2019年10月19日撮影

 

コケリウムの右隣にはモシュ印も展示されていました。

結構大きいので、初めて見る方はビックリするのではないでしょうか。

 

2019年10月19日撮影

 

それでは、メインのお庭へと移動しましょうか。

 

2019年10月19日撮影

 

紅葉にはまだ早いため、ほとんど色づいていませんでした。

 

2019年10月19日撮影

 

木の存在感に圧倒されて気づきにくいのですが、よーく見てみると地面にはきれいな苔と石があるんです。

全部で15個あるので、そちらも確認してみてくださいね。

 

本堂の右側からサンダルを履いてお庭に出ることができるのですが、

残念ながら雨のため今回は断念します。

 

2019年10月19日撮影

 

さきほどコケリウムでも見たお庭です。

狭い空間にうまい具合にまとめられているのが素晴らしいですね。

写真では途切れてしまいましたが、右側には井戸があります。

 

帰り際、受付に御朱印帳が置かれていたので受け取りました。

やっぱり落ち着く桂春院。

また京都に来るときには訪れると思います。

2019年10月19日撮影

 

妙心寺の境内を通って、今度は「大心院」へと向かいます。

境内の散策路は地元の人の姿も見かけることができました。

妙心寺の境内も大好きな場所の一つです。

 

③大心院

桂春院から徒歩で5分くらいの場所にありました。

妙心寺の境内はとても広いので、移動に結構時間がかかるんですよね。

 

2019年10月19日撮影

 

歴史を感じる門がどーんと構えています。

昔ならではのお寺を楽しめそうで期待が高まってきました。

 

2019年10月19日撮影

 

玄関で靴を脱いでみたところ、他には拝観客はいないようです。

受付で300円+御朱印代を支払って、御朱印帳を預けます。

 

2019年10月19日撮影

 

こちらが「切石の庭」。

中央に花壇のような長方形の囲いがあるのが印象的です。

地面の苔も美しくていいですね。

 

2019年10月19日撮影

2019年10月19日撮影

 

こちらは「阿吽庭」というお庭です。

他に拝観客がいないので、縁側に座ってゆっくりとお庭を楽しみました。

300円でこんな贅沢な空間を一人占めできるなんて、最高の贅沢ですね。

2019年10月19日撮影

 

すごく好きなタイプの庭園だと思っていたら、中根金作が作ったお庭なんですね。

 

2019年10月19日撮影

 

門と同様、建物内部も歴史を感じるつくりになっていました。

まるで昔の時代にタイムスリップした気分を味わえます。

 

2019年10月19日撮影

 

大心院さんでは宿坊もやっているので、お寺に泊まることができます。

 

2019年10月19日撮影

 

こちらはそのお部屋の一室のようです。

畳の部屋にテーブルが置かれているだけで、テレビも見当たりません。

ですが部屋の前がお庭になっているので、のんびりと景色を楽しむ時間もいいですね。

 

2019年10月19日撮影

 

こちらのお部屋は暗いですが、先ほどの部屋より広く感じます。

宿泊予約はハガキで行うようです。

その際に精進料理を予約することもできるとか。

ゆりりは宿坊の経験がないので、いつか宿泊してみたいです。

 

2019年10月19日撮影

 

大心院さん、静かでとてもよかったです。

タイムスリップ気分を味わいたい方はぜひ!

 

大心院さんを出て、妙心寺境内を歩き南門に向かいます。

2019年10月19日撮影

 

昨日、東林院のライトアップに行くときにも通った道。

昼間と夜ではまったく雰囲気がちがいますね。

 

2019年10月19日撮影

 

今度は明智風呂や龍も見学しようと思います。

 

まとめ

雨の妙心寺塔頭散策、風情があってよかったです。

コケリウム・モシュ印のキャンペーンのせいか「桂春院」はいつもより拝観客が多かったですが、

普段は人も少なくて落ち着いて拝観できます。

「大心院」はまさか一人占めできるとは思わなかったので、ゆっくりお庭を堪能できたのがよかったです。

人混みは苦手!ゆっくりお庭を楽しみたい!という方はぜひ訪れてみてください。

今回は拝観しませんでしたが、退蔵院も素敵なお寺さんなのでおすすめです。

 

 

 

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京都のナビゲーター

日本史・京都を愛してやまない30代主婦。 年に数回は京都へ足を運んで情報収集しています。 京都の魅力をわかりやすくお話したいです。 少しでもあなたの京都旅行のお手伝いができますように。

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