妙心寺エリア

雨の中、東林院「梵燈のあかりに親しむ会」に行ってきました。

投稿日:2019年11月5日 更新日:

10月18日(金)、東林院の「梵燈のあかりに親しむ会」に行ってきました♪

「梵燈のあかりに親しむ会」というのは、東林院のライトアップなので夜に実施されます。

最近多くのお寺さんで派手なライトアップが行われていますが、ゆりりはあまり好きになれず…

というのも、派手な照明がお寺の雰囲気にあまり合っていない気がするんですよね。

今回は「日本で一番暗いライトアップ」だということでわくわくしながら向かうことに。

 

今回の旅のメインともいえる「梵燈のあかりに親しむ会」。

ホテルを妙心寺近くの「花園会館」にしようかと迷いました。

だけど、気になっていた京都駅近くのホテルにリーズナブルな値段で予約がとれたため…

京都駅からJR嵯峨野線を利用して向かうことに。

結構人数が多いかな?なんて思っていたけど、花園駅を降りて妙心寺へ向かうのは私とあともう一人くらいでした。

 

あいにく天気は「雨」。

しとしと降っています。

これからもっと雨足が強くなると天気予報でいっていました。

「こんな雨の中、ろうそくの火は消えないの?」と疑問に感じつつも足を進めます。

 

花園駅から7分くらい歩いて、妙心寺に到着。

ここから妙心寺の境内を歩いて目的の「東林院」へと向かいます。

暗くなった妙心寺を歩くのは初めてなので「怖いかな?」なんて予想していたのですが、

夜の静寂に包まれたお寺は空気が凛としていて感動すら覚えました。

 

南門から5分くらい歩くと、東林院に到着しました。

門の手前で受付が設置してあり、スタッフさんが2名待機。

ここで拝観料を先に支払います。

 

2019年10月18日撮影

 

この日は雨が降っていたので、傘を傘立てへ。

暗い上に傘がたくさんあるので、他の人と間違えないように目立つ目印を傘につけておくといいかもしれません。

 

玄関の灯りは常夜灯くらいの明るさ。

ここにも受付が設置してあって、御朱印の受付をしていました。

「しまった、御朱印帳をホテルに忘れてきてしまった…」

仕方ないので、書置きをお願いすることに。

御朱印は帰るときまでに用意してくださるとのこと。

 

玄関を過ぎると部屋の照明は消えています。

そして、庭には一面にろうそくの柔らかな光が…!

 

2019年10月18日撮影

 

他の寺院のライトアップに比べれば空いていますが、そこそこ混雑していました。

でも縁側に腰かけて写真を撮れるスペースがあるくらいですね。

ゆりりが訪れたのは金曜日だったので、土日はもっと混雑しているのかもしれません。

ゆっくり楽しみたい方は平日をおすすめします。

 

2019年10月18日撮影

 

ちなみに写真はフラッシュ禁止とのこと。

ゆりりはカメラの設定がうまくできず、スマホで撮影しました。

ホテルでゆっくりと設定してくればよかった…。

 

2019年10月18日撮影

しとしと雨が降る中、揺れる小さな炎。

ろうそくには笠のようなものがつけられているので、雨でも大丈夫なんですね。

 

決して派手ではないけれど、柔らかな光が心をあたためてくれます。

「これこそがお寺のライトアップだなぁ」と心から思いました。

 

 

せっかくなのでお抹茶もいただくことに。

隅の方に受付があったので、そこで代金500円を支払います。

お茶席の部屋はまた別になっているので、そこからもお庭のライトアップが楽しめます。

 

お抹茶を飲む方はあまりいなかったため、特等席のようでラッキーでした。

ちなみにこちらの部屋は常夜灯になっていました。

こんな暗い状態でお抹茶をいただいたことがなかったので、これも貴重な体験ですね。

 

2019年10月18日撮影

 

フラッシュが使えないため、ぼやけた写真でごめんなさい。

お抹茶も和菓子も美味しかったです。

 

お抹茶を頂いた後も、こちらの席からライトアップを楽しみました。

人が少なく、ゆっくりと楽しめるので、お抹茶をいただいてよかったです。

2019年10月18日撮影

 

 

帰りに玄関の受付で、書置きの御朱印をいただきました。

御朱印をいただきたい方は、御朱印帳をお忘れなく…。

 

 

今までお寺のライトアップは何回も見たことがあります。

そんな中、今回の東林院のライトアップは個人的に一番良かったです。

私はお寺に派手なものは求めていないので、ライトアップで華美に照らされているお寺に違和感を覚えていました。

お寺にもいろいろな事情があってライトアップをしているのでしょう。

また、華やかなライトアップも、それはそれで素晴らしいものだとは思います。

 

東林院の「梵燈のあかりに親しむ会」は、ろうそくの灯りがメインということで

お寺本来の良さを生かしたライトアップだったと思います。

あと、最初は「雨で最悪だなぁ」なんて思っていましたが…

雨音がとてもキレイなBGMとなっていて相乗効果がありました。

 

東林院は沙羅双樹でも有名なお寺さんなので、今度はぜひそちらも見てみたいです。

今回はライトアップということで、お庭がどのような感じなのかはいまいちよくわからなかったので…。

 

あと、夜暗いので、心配な方は妙心寺近くの「花園会館」に宿泊すると良いかもしれません。

私は京都駅から徒歩5分程のホテルに泊まったのですが、

日中歩き回っていたということもあって、移動だけで足がかなり疲れました。

2019年10月18日撮影

 

帰りにライトアップされた京都タワーを見れたのは良かったかも♪

 

 

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京都のナビゲーター

日本史・京都を愛してやまない30代主婦。 年に数回は京都へ足を運んで情報収集しています。 京都の魅力をわかりやすくお話したいです。 少しでもあなたの京都旅行のお手伝いができますように。

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