ひとり旅レポート

2019年4月 1泊2日京都ひとり旅 その3 庭園を一人占め!

投稿日:2019年9月6日 更新日:

2日目の旅がスタート。

まずはホテルを出発して、歩いて九条駅へ。

今日は最初の目的地に、「千本釈迦堂」へ行こう!と思っていたんだけど、

朝ガイドブックをパラパラ見ていたら「六角堂」が朝早くから開門してることが判明。

六角堂にはまだ行ったことがなくて気になっていたんです。

せっかくなので行ってみることに。

 

京都の中心部 六角堂へ

烏丸線で烏丸御池まで行って、そこから歩いて六角堂へ。

2019年4月21日撮影

時間はまだ8時20分くらい。

観光客っぽいのはゆりり以外にもう一人の女性だけ。

あとは地元のおじいさんがおまいりに来ていたり、これまた京都の日常の1ページを見た気分。

 

2019年4月21日撮影

境内に「へそ石」なるものを発見。

なんでおへそ?形がおへそみたいだから?なんて不思議に思っていると隣に説明文がありました。

 

2019年4月21日撮影

なるほど!京都の真ん中にあるから「おへそ」なんだね。

かわいい名前で親しみやすい♪

 

2019年4月21日撮影

 

朝早くのお寺の雰囲気ってすごく好き。

観光客はほとんどいなくて、地元の人ばかりなのも最高。

地元の人たちにとって、こうやってお寺をおまいりするのは日常の習慣なんだろうな。

 

2019年4月21日撮影

境内にはいっぱい鳩がいたよ。

鳩がいっぱいいるからなのか、絵馬も鳩さんのイラストでした。

2019年4月21日撮影

イラストがあまりにもかわいくて、ゆりりも絵馬を書こうか悩んだ…。

あまり時間もないから書かなかったけど。

 

六角堂といえばかわいいおみくじが有名なので買おう!と思ったらお店がまだ開いてない…。

あきらめかけたとき、もう一人の女性の観光客が交渉してくれて、お店を開けてくれた!

誰だかわかりませんが、ありがとうございます。

意外と言ってみるものなんだね…。

これがかわいい鳩さんのおみくじ。

なんて愛らしいルックス。

くるくる巻かれたおみくじを足のところで持っていたよ。

おみくじは「大吉」♪

なぜか京都でおみくじをひくと「大吉」の確立が多いゆりり。

他の場所でひくとほとんど大吉引かないのに…。

 

さて、六角堂を後にして、再び地下鉄に乗って今出川へ。

そこからバスで上七軒まで乗車。

ここから歩いて5分程で目的地の「千本釈迦堂」へ到着。

2019年4月21日撮影

境内はすごく静かでした。

開門したばかり(9時)だからかな。

 

2019年4月21日撮影

境内は管理人以外に若い女の子2人組だけ。

時間が早いからか、マイナーな場所なのか?どっちなんだろう。

 

2019年4月21日撮影

千本釈迦堂さんといえば「おかめさん」。

おかめさんは旦那さん想いのすごくすてきな女性なんだよね。

このやさしい表情がすべてを物語っているような気がします。

 

2019年4月21日撮影

千本釈迦堂さんも桜がすごくきれいで、いっぱい写真撮っちゃった。

八重桜かな?って思ったけど、「普賢象さくら」って書いてありました。

淡いピンク色がかわいらしいお花だったな~。

 

4月の京都は初めてだけど、この時期はきれいな遅咲きの桜と出逢えるんだね~。

2019年4月21日撮影

本堂と桜の組み合わせも絵になりますな。

時間があればもっといろいろな写真を撮りたかったのに、残念。

 

2019年4月21日撮影

すごく古い建物で、歴史を感じるなぁって思っていたら、応仁の乱より前に建てられたものなんですね。

 

2019年4月21日撮影

応仁の乱では京都のいろいろな建物が焼けてしまったって聞いたけど、こうやって残っている建物はすごく貴重ですよね。

せっかく戦火から逃げられたんだから、この先も今の状態でいてほしいな。

 

2019年4月21日撮影

境内に「山吹」にお花を発見。

山吹といえば松尾大社が有名だけど、千本釈迦堂でも見れるなんてラッキー♪

右の縁側で猫ちゃんが寝てるのもかわいかった。

お寺さんに住み着いてる猫ちゃんなのかな。

 

千本釈迦堂を後にして…再び上七軒からバスに乗り、北野白梅町で乗り換えてわら天神で下車。

そう、次の目的は「わら天神」

2019年4月21日撮影

安産で有名な神社さんで、私も京都在住で妊婦だったらここでお参りしたのかも。

この日はお宮参りらしきご家族を1組見かけました。

私の息子たちもあんな小さい時期があったんだなぁ~なんて懐かしく思いながらわら天神で御朱印をいただくことに。

2019年4月21日撮影

 

2019年4月21日撮影

静かな境内を歩いていると心が落ち着いてきました。

神様の力って偉大だね。

 

わら天神からバスに乗り、今度は大徳寺前で下車。

大徳寺はひろい境内にたくさんの塔頭があって、いろいろなお寺を楽しめるスポット。

2019年4月21日撮影

初めての人は半日くらい時間をとってゆっくりと境内をまわるのがおすすめ。

普段入れるお寺さんは4か所(現在1か所工事中だから3か所)。

この日は特別拝観をやっていたから+3か所のお寺さんが見れるんです。

2019年4月21日撮影

入れないお寺はこんな風に門が閉じてあったり…

2019年4月21日撮影

こんな風に門はあいていても、中に入れないようにしてあります。

 

今回最初に足を運んだのは「龍源院」

2019年4月21日撮影

うーん、何度聞いてもかっこいい名前のお寺さん。

ちょっと中国っぽい感じの名前ですよね。

こちらは確か3回目の訪問。

2019年4月21日撮影

 

日曜日だから混んでるかな?って思っていたけれど、拝観客は4,5人でした。

午前中の方が午後と比べると空いている感じがするな~。

ゆっくりお寺を拝観したい人は午前中がおすすめ♪

 

2019年4月21日撮影

龍源院さんは何種類かのお庭が楽しめるんです。

2019年4月21日撮影

こんな風に近くには庭の説明文が置いてあるからありがたいですよね。

知らないで庭を眺めるのもいいけれど、知ってから見るとまた違った視点で見れます。

 

2019年4月21日撮影

すごくきれいで繊細な模様。

お庭を維持するのもすごく大変で労力がいる作業だろうなぁ。

拝観料が高い!って思うことはよくあるけれど、お庭や文化財を維持するためには必要なんですね。

 

2019年4月21日撮影

コンパクトなお庭!かわいいサイズ!

なんとこちらのお庭、日本で一番小さな石庭なんです。

2019年4月21日撮影

ここを通る人はほとんどが写真を撮っていました。

このお庭はインスタ映えもしそうだね。

 

2019年4月21日撮影

こちらがメインのお庭。

真ん中に苔がはえていて、大小の石が散りばめられている石庭です。

せっかくなので縁側に腰かけて、のんびりとお庭を眺めることに。

たまに聞こえる小鳥のさえずりを聞きながらお庭を見ている時間は本当にぜいたく。

人も少ないから、縁側に腰かけてゆっくり眺めるのがおすすめです♪

 

列仙の図

2019年4月21日撮影

お寺さんの中にはこんなお部屋もありました。

華やかな絵ではないけれど、見ていると引き込まれる魅力を感じる襖絵。

龍源院さんの雰囲気にマッチした部屋だな~って思いました。

 

2019年4月21日撮影

碁盤が展示してありました。

豊臣秀吉さんと徳川家康さんがこれで碁をしたんだね。

どんな会話をしながら対局したのかな~なんて想像してみるとおもしろい♪

 

 

龍源院さんを後にして、お次に向かったのが「興臨院」

普段は中に入れないんだけど、今日はラッキーなことに特別公開中。

2019年4月21日撮影

こちらの興臨院さんは2回目の訪問。

昨日訪れた正伝永源院さんと同じく、外に受付があって拝観料を払うシステム。

私は買わなかったけど、特別拝観のお寺3か所の共通拝見券もありました。

全部制覇したい方はこちらを購入するのがおすすめ♪

 

2019年4月21日撮影

門をくぐって玄関へと続くアプローチがこれまたすてき!

青もみじってどうしてこんなにお寺と合うんだろう。

 

2019年4月21日撮影

すごく好きなタイプのお庭!だと思ったら、中根金作さんが作ったお庭でした。

京都でいろいろなお寺にお庭を見ていると、自分なりの好みがあることに気づくんだよね。

ちなみにゆりりは中根金作さんと重森三玲さんのお庭が大好き。

 

境内はスタッフのおじちゃんが何人かいて、その中の一人が案内してくれました。

資料を見せてもらいながら説明を聞くことができるから、とてもわかりやすくお寺のことが知れたのが良かった。

時間のない人は説明を断っても大丈夫だと思うけど、せっかくだから聞いてほしいな。

 

2019年4月21日撮影

こちらのお庭も苔が広がっていてすてき。

秋になったら紅葉がきれいなんだろうなぁ。

 

2019年4月21日撮影

お庭の近くに変わった形の窓を発見。

この窓は禅宗特有のものなんだって。

ここから見える庭園も見事で、まるで一枚の絵画を見ているみたいですよね。

 

お次は近くの「瑞峰院」へ。

2019年4月21日撮影

「瑞」と「峯」…きれいな名前のお寺さんだよね。

このお寺をつくった大友宗麟さんっていう人の戒名からとった名前なんです。

 

2019年4月21日撮影

ゆりりは瑞峯院さんのこのアプローチがすごく好き。

思わず写真に撮ってしまう光景ですよね。

ここに来るたびに「この先に何があるんだろう」…って気持ちになってわくわくしちゃう。

 

2019年4月21日撮影

こんなきれいなお庭なのに、なんと私一人占めだった!

以前訪れたときは他にも数人いたから、まさか一人占めできるなんて思わなかったなぁ。

やっぱり午前中に訪れるといいことがあるもんだね。

 

2019年4月21日撮影

縁側に腰かけてゆっくりと庭を堪能したよ♪

一人だと写真も落ち着いて撮れるし、最高だね。

本当すごくぜいたくで癒しの時間を過ごせました。

瑞峰院さん、ありがとうございます。

 

2019年4月21日撮影

こちらは瑞峯院さんの2つ目のお庭。

このお庭は十字架が隠れているんだよ。

といっても、パッと見ただけではわからないよね。

ゆりりも最初は「どこに十字架なんてあるの?」って思ったし、思わずスマホで調べちゃったくらい。

初めて見る人は、あらかじめHPなどで確認していくのがおすすめ!

 

2019年4月21日撮影

 

シンプルで素敵な庭園もあったよ。

「あれ?この灯篭やけに背が低くない?」って不思議に思ったら…

マリア様の像が隠れているんだって!

さすがキリシタン大名のお寺なだけあって、いろいろな工夫が隠れているんですね。

宗教の自由がなかった時代、キリシタンの人は大変な思いをしてきたんだなぁ。

隠れてでも信仰したい!って気持ちもすごいですよね。

 

2019年4月21日撮影

瑞峯院を出て、広い広い大徳寺の境内をてくてく歩く。

2019年4月21日撮影

青もみじがきれいで、大徳寺の境内を散歩しているだけでも気持ちよかった。

境内にある他のお寺もすてきな場所だから、時間をかけてゆっくり楽しんでほしいスポットです。

 

お次に向かうのは「今宮神社」さん。

玉の輿で有名な神社なので、若い女性が多いなぁ。

あ、お宮参りらしき家族も発見。

こちらの御朱印は以前いただいたので今回はなしで。

そしてここに参拝に来たら忘れてはいけないのが…「あぶり餅」

2つのお店があって管理人はどちらもいただいたことあるんだけど…

なぜかいつも「かざりや」さんへ入ってしまいます。

 

2019年4月21日撮影

白みそと砂糖のあわさったタレはコクがあって美味しかった。

炭火で焼いたお餅がとても香ばしいのも食欲をさそう~♪

 

2019年4月21日撮影

この日はお客さんもいっぱい入っていてにぎわっていました。

こういう雰囲気も活気があっていいね。

あぶり餅、今日も絶品で大満足。

ごちそうさまでした~♪

 

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京都のナビゲーター

日本史・京都を愛してやまない30代主婦。 年に数回は京都へ足を運んで情報収集しています。 京都の魅力をわかりやすくお話したいです。 少しでもあなたの京都旅行のお手伝いができますように。

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